キョンキョンも不倫を公表。風俗通いは不倫に入るか!?
「キョンキョン」の愛称で知られる小泉今日子が自身のホームページで、事務所独立の報告とともに俳優豊原功補との不倫を認める発言をしました →「不倫バッシングの中小泉今日子流の正義感/記者メモ」。芸能人の不倫といえばイメージダウンに繋がるものがほとんどですが、今回は珍しく好意的に見られているようです。ところで、不倫の定義とは何でしょうか?風俗に遊びに行っただけで不倫とみなされるのでしょうか?
芸能人の不倫の歴史
最初に思い出されるのが、1996年に「不倫は文化」の発言で注目を浴びた石田純一です。実際には「文化や芸術といったものが不倫という恋愛から生まれることもある」という言葉の組み合わせに過ぎなかったのですが、これによりバッシングが起きました。フジテレビの人気アナウンサー秋元優里は、同局のプロデューサーとの「竹林不倫」疑惑で番組の出演を見合わせています。元SPEEDで参議院議員の今井絵理子は元神戸市議会議員の橋本健との不倫報道がされましたが、未だ議員辞職をしていません。ミュージシャンの小室哲哉は看護師との関係をスクープされ、「事実ではない」としながらも引退を発表しました。
小泉今日子だけなぜ特別なのか
不倫が報道されると、事実がどうであったかに関わらず、謹慎や引退、離婚といった「代償」が待ち受けています。中には雨上がり決死隊の宮迫博之のように自身の不倫をネタにする者もいますが、これはお笑い芸人だからできることでしょう。では、小泉今日子に対してはどうして大きなバッシングが起こらないのでしょうか。アイドル歌手としてデビューしたキョンキョンにとって、イメージに関しては特に注意していたと思います。しかし、これまでの芸能生活で「自分らしく」「自由奔放に」生きてきたというイメージが強いので、今回もそれほど大騒ぎするようなことと捉えられなかったのでしょう。また、そのイメージが常にネガティブを伴ったものではなかったというのも強みです。次に、ホームページで誠実にその事実を伝えていることが挙げられます。隠し事をしたり、事実を公表しないことによって、人はそれを覗きたがったり暴こうとしますが、清々しいくらいに認めているのが好印象だったのでしょう。そして、「バーニング」という大きな事務所に守られていたこと。芸能界で大きな影響力を持つバーニングから独立するというのは並大抵のことではありませんが、円満に退社した所を見ると今後も良好な関係を保っていくものと思われます。大手事務所ならではの加護があったということも考えられます。
風俗は遊びだからOK?
さて、もし貴女が既婚者だったとして旦那が風俗に遊びに行ったら、あなたはそれを許しますか?仮に許さないとしても、それを「不倫」と呼びますか?逆に、夫婦仲は全く問題が無い状態で貴方がいわゆる「人妻店」で働いたとしたら、これは旦那から見て「不倫」と言えるでしょうか?諸説ありますが、法的な解釈で見ると「風俗に行った(働いた)」という行為があり、それが不貞行為と認められれば慰謝料や離婚の請求対象となります。「不倫」とは「配偶者でない者との男女関係」を指しますので、「風俗に行った(働いた)」という行為そのものが不貞になりますから、定義でいえば「不倫」ということになってしまいます。但し、継続的・繰り返し不貞行為を行うことによって初めて法的なベースに乗せられるようです。一般論で言うと、パートナー以外の異性と一定以上の感情を持って男女関係にまで発展することで「不倫」と見ているようです。
法的な線引きは難しいところですが、遊びや仕事として風俗が成り立っているのは事実です。男性も女性も、パートナーがいる場合は十分に相手に配慮した上で利用するのが望ましいですね。