風俗嬢にもファン多し!?AKB48選抜総選挙、次の開催地はどこ?
今回は趣向を変えて、芸能ネタです。乃木坂46や欅坂46の坂道グループに押されてるとはいえ、未だに高い人気と知名度を誇るAKB48グループ。AKB48といえば選抜総選挙が有名ですが、昨年は野外ステージでライブと結果発表が行われる予定でした。しかし台風が近づいてきたため、急遽観客を入れずクローズされた状態での開催となってしまいました。今年はどこで行われるのでしょうか?報道を見ると、まだ決定していないようです→「AKB選抜総選挙の開催地を初めて公募 3条件あり」。
選抜総選挙とは
年に一回、シングルのセンターをファンの人に投票してもらって決めようというイベントが選抜総選挙です。選挙結果がグループの席次と認識される側面はありますが、本来は単にシングル一曲のみのための順位なのです。第一回目は2009年に行われ、一位になった前田敦子が「言い訳Maybe」のセンターを務めました。2013年には指原莉乃が大島優子を退け初の頂点に輝き、センター曲となった「恋するフォーチュンクッキー」が大ヒットしたことは記憶に新しいですね。選挙の応募資格として、投票IDが付いた対象CDの購入というのがあるため、一人で多額のお金をつぎ込んで順位を押し上げてしまうという現象も見られます。純粋なファンの数ではなく財力の豊富なファンがいる方が有利なため批判もありますが、大島優子が「票数は愛の数」と発言したように、自分の推しの子を少しでも上の順位にしたいというファンの思いを具現化するイベントではあります。
数々のドラマを生んだ総選挙
最も有名なのは、2011年の第3回選抜総選挙で一位になった前田敦子が「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないで下さい!」と泣きながら訴えたシーンかと思います。この時は大島優子とデッドヒートを繰り広げており、2位発表の時に優子ファンから「前田!前田!」とコールが起きたそうです。これは自動的に大島優子の一位を意味します。このことで多くのアンチがいることを悟った前田敦子の、AKBに対する思いを吐露したスピーチに感動する人が続出しました。そして、結果的にファンを広げたそうです。2015年の目玉は、Google+を巧みに活用してのし上がったかおたんこと松村香織の躍進です。「SKE48終身名誉研究生」という名誉だか不名誉なんだかよく分からない肩書だったのに正規メンバーに昇格してしまった、元祖干されメンバーのかおたん。この年は13位にランクインして、「ハロウィン・ナイト」の選抜メンバーとして活動しました。自力で夢を掴むことのできる場として、多くの感動を呼びました。2017年にはNMB48の須藤凜々花が突然ステージ上で結婚宣言をして、ファンを奈落の底に突き落としました。48グループを牽引してきたまゆゆこと渡辺麻友の卒業発表が霞んでしまい、まゆゆファンからも非難を浴びました。
新しいスターは発見されるか
前述の須藤凜々花のようなケースであっても、アーティストパワーが低下しつつある状態の中で大きな話題を振りまいたという意味では功労者です。卒業後もニュースになることがあり、そういった意味では成功例と言えるでしょう。2018年の総選挙は、まゆゆの卒業、指原莉乃・柏木由紀の不出馬で、上位に空きができます。こうした中、トップを狙えるのは山本彩(NMB48)、松井珠理奈(SKE48)、宮脇咲良(HKT48)と言われていますが、フレッシュさはあまり感じられないのが本音でしょう。2回目の出馬で上位に入った荻野由佳、本間日陽らNGT48勢も今回は苦戦が予想され、地元票の動向がカギを握ります。勢いがあるところで見ると、AKB48チーム8勢の更なる躍進が期待されます。特に、チームAの新キャプテンに任命された岡部麟に注目です。ランクインは未知数ですが、露出度から考えるとSTU48の瀧野由美子にもチャンスがありそうです。
48グループの中でも新しいグループが誕生したり、ローカルアイドル・地下アイドルの盛り上がりもあり、老舗のAKB48は影響力の維持がなかなか大変だと思います。しかし、48グループの新しいオーディション方法である「ドラフト会議」(これも3回目を迎えました)では、SKE48矢作有紀奈の妹である矢作萌夏が大きな注目を集めました。世代交代は必ずしも上手く行くとは限りませんが、フレッシュさはいつまでも保って魅了し続けて欲しいですね。