『お客さんが風俗嬢に「言いたくても言えない」こと』
風俗嬢とお客さんって、言ってみれば擬似恋愛ですから、そこには言えないことが山のようにあります。 でも、その「男がちょっと言えないこと」を、先回りして風俗嬢が言ってあげることができれば、お客さんは風俗嬢におおいに気を許し、なにかと円満な関係が生まれ、リピーターになる……こういうこともあります。 今回は、お客さんが風俗嬢に「言いたくても言えない」ことに迫ります。 さっそく見ていきましょう！
■1：「おれは今日、何人目のお客なの？」
「深夜に風俗嬢を呼ぶとき、いつも気になるのが『おれは今日、この風俗嬢にとって、何人目の客なのだろう』ということです。『今夜はじめてのお客さまです』と、ウソでもいいので言ってくれたらすごくうれしいのです」（30歳・IT）
男って、恋愛においても風俗遊びにおいても「最初の男」でありたいと思っている節があります。今夜4人目のお客さんの前でも「今夜、はじめてのお客さんがあなたです。指名してくれてありがとう」と言っておくと、男の嫉妬心（のようなもの）が薄れて、満足する……こういうこともあるでしょう。
■2：「好きです」「つきあってください」など
「いつも指名しているかわいい風俗嬢に『好きです』とか『つきあってください』と言いたいのですが、言えません。恥ずかしいし、彼女たちは商売でバイトをしていると思えば、言いづらいです」（25歳・飲食）
身の安全が確保できそうであれば、「わたしもあなたのことが好きです。でも仕事は仕事だからね」なんてことを風俗嬢のほうから言ってあげるといいかもしれません。あなたにハマって、かなりの回数、指名してくれるようになるかも！こういうのは風俗やキャバクラバイトにおける営業トークみたいなものでしょうから、あまり深く考えないこと。言ったもの勝ちみたなものです。
■3：「ホントに昼間はモデルの仕事をやってるの？」
「お店のプロフィールに、昼間はモデルをやっていますと書いてある風俗嬢を指名したとき『ホントに君、モデルさん？』とは聞けないです」（29歳・通信）
お店のプロフィールも、昔はかなりいい加減に書いていたお店もありましたが、最近は本当にホントのことを書いてあったりもしますよね。でも「演出」として、ウソのプロフで働いている女子は、「お客さんを楽しませるための」演出（ウソ）なわけですから、そのへんをうまく解釈して、「そう言っておく」といいでしょう。冒頭にも書いたように、風俗嬢とお客さんって「擬似」「恋愛」なわけですもんね。
■4：「彼氏や家族に風俗バイト、バレないの？」
「風俗嬢のことを好きになれば、当然、彼女のプライベートが気になります。彼氏はいるのか？ 風俗バイトのことが彼氏や家族にバレないのか？ こういう質問を言ってみたいです」（29歳・教材販売）
お客さんと仲良くなったら、それなりの「設定」をもうけて、プライベートなことを話すようにしたら、かなりのリピーターになってくれた……こういうことってよくあるみたいです。
いかがでしたか？
最近では、風俗店のHPの、風俗嬢のプロフィールに「風俗嬢に聞いた50の質問」なんてことがふつうに掲載されていたりしますよね。初体験はいつ？ とか、オナニーする？ とか、性感帯はどこ？ とか、そういう「お客さんが聞きたいであろうこと」を、お店が女子にアンケートをとって、先に掲載しているパターンです。
先に「キャラ設定」をしたうえで風俗バイトをすれば、バイトのときは「そのキャラ」になればいいわけですから、楽チンと言えば楽チンだろうと思います。 テレビ局に入ると、かぶりものをさっと着てキャラを作る芸能人みたいに、じぶんでかぶりたいキャラを決めておくと、わりと楽に稼げるのではないでしょうか？ もっとも「ウソをつく苦痛」からはやく解放されたいと思っている風俗嬢もいることは承知のうえですが、仕事が「擬似恋愛」である以上、キャラ設定は不可欠ではないでしょうか。