第4の携帯電話会社誕生!?風俗嬢が持ってる携帯は?
プライベートでは勿論のこと、お店との連絡やお客様とのコミュニケーションツールとしてもはや欠かせない携帯電話。そんな携帯電話事業に楽天が参入するという報道がされました。ここで、イマドキの携帯電話事情について見直したいと思います。
■現在のキャリアは
現在は携帯電話のキャリアとして、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクが営業をしています。「iPhoneは?Xperiaは?Galaxyは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これらは携帯電話の本体を開発しているメーカーの製品です。キャリアは総務省から割り当てられた回線を取得して運営している会社となります。来年新たに割り振られる予定の回線を楽天が取得すると伝えられましたので、実現すれば4番目の携帯電話会社が誕生するということになりますね。
■格安スマホとかSIMフリーって?
これとは別に「格安スマホ」と「SIMフリー」というものがあります。厳密には違いますが、おおよそ同じ意味で使用されることが多く、主にMVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる業者が販売をしています。格安スマホは、SIMロックが解除されているスマートフォンとMVNO事業者が提供するSIMカードを使用して格安で購入できるスマホ一式のことを指します。SIMフリーとはSIMカードそのもののことなりますので、仮に大手キャリアから購入したスマートフォンであってもその機器のSIMロックを解除できれば、SIMフリーのカードを利用することができます。いずれにしても大手キャリアより利用料金が安くなる場合が多くお得ですが、初期設定の煩わしさやサポート、サービスを考えると大手キャリアの方が便利といえます。
■楽天が参入するとどうなるの?
ここで「あれっ?」と思った方、鋭いですね!楽天は既に「楽天モバイル」という携帯電話会社を運営していますが、これはMVNOの業者として登録されています。MVNOは大手キャリアの回線を利用して運営しているので、インフラなどに掛かる資金を安く抑えられる分、事業の自由度が低くなってしまうという面があります。そこで、楽天は「キャリア通信事業を取得してしまおう」ということになったのかもしれませんね。先述した通り、大手キャリアのメリットはサービスにあります。ドコモの「dポイント」、auの「スマートパス」、ソフトバンクのYahoo!を生かした事業展開のようなサービスを楽天が提供できるかが見どころです。楽天市場や楽天銀行など、多くの事業に参入している楽天ならではのサービス展開が期待できますよね!
2018年も多くの携帯電話が市場に投入されると思いますが、選択肢が広がるのはユーザーにとっては良いことです。「どの回線・どの機種」がベストかは人によりますが、便利に使いこなして、お客さんといいコミュニケーションを取っていきましょう!