所得税増税問題|風俗の年収が800万円を超えたら
「風俗嬢になったらお金がいっぱい稼げる!」「風俗で稼いだお金は税金払わなくていいし!」希望を持って働くのは素晴らしいことです。しかし前者は良いですが、後者はいただけませんね。風俗で働いたお金でも、しっかり税金は払わなくてはなりません。
■稼ぎすぎると損!?
税金について、こんな報道がされました。「<所得税>年収800万円超で増税 控除見直し、政府調整」平成30年度の税制改正で、政府・自民党が所得税の改革を行うということです。これによると、年収が800万円を超えると増税になる計算だそうです。
■増税の仕組み
詳しい説明は報道されたニュースを見ていただきたいですが、簡単に言うと、800万円を境に控除される額が減り、実質的に現在800万円の年収がある人より、多く税金を払う仕組みになるということです。この控除は、2500万円でゼロになります。給与所得控除と基礎控除の組み合わせによって額が変わってきますので、どのように申告するか要注意です。給与所得控除が適用されないフリーランスの方は減税になる方式です。
■女の子はどうしたらいいの?
さて、そう言われても「どうしたらいいの?」という女の子も多いと思います。風俗のお仕事だけで800万円を稼ぐのは大変だとしても、昼間に別のお仕事をしていて、それと風俗のお仕事との合算で800万円を超える場合もあるかもしれませんね。こういう時は迷わず専門家に聞いてみるのが良いでしょう。「でも、いきなり『風俗嬢なんですけど』って行くのも嫌だし…」という女の子のために、風俗専門で開業している税理士さんもいますよ。ユカイネットでは、風俗専門税理士「松本先生」のコラムも掲載していますので、これを見てから連絡してみるのも良いでしょう。
一所懸命風俗で稼いで貯めたお金。でも、税金を払うということは会社員でもアルバイトでもみんな同じ。一番ベストな方法で、納税の義務を果たしましょうね。