[東京の特集]風俗嬢にオススメしたい超絶カンタンな確定申告のやり方(愛されマル秘テク)

確定申告という響きだけで「私はちょっと…」と苦手意識を持つ風俗嬢も多いはず。ところが、昨年から開始している「マイナンバー」という制度の存在により、確定申告のチェックはより厳重になったといえるでしょう。そこで今回は、確定申告にまつわるお役立ち情報をまとめてみました。

■ざっくり解説！超絶カンタンな確定申告書の書き方

ここでは、白色申告に記入する際の書き方をご紹介します。といっても、実は「所得・経費・収入」を書くだけでOK。そして、それら3点の情報は以下のように集めると便利です。

1.2016年の支払調書を店舗側に請求する→所得＆収入情報をゲット

2.衣装代や美容代などの領収書を集める→経費情報をゲット

3.経費の合計額をメモなどに控えておく

4.支払調書と3を持参して税務署に向かう

5.職員の指示に従って白色申告書にある「所得・経費・収入」の欄を埋める

ざっくり解説すると、以上の5点で確定申告が完了します。経費は合計額のみを「領収書計」と記載でき、税務署に内訳書を持参することはありません。ただ、5年間の保存期間が義務付けられているので、捨てずに保管しておく必要があります。また、経費の総額および年収が高い場合は、合計額だけではなく、内訳明細の記入を求められる場合もあります。その際は、勘定項目の小計と合計額をメモなどに控えて持参するのがオススメ。

■確定申告のマメ知識

・確定申告とは

確定申告とは、簡単に言えば自分の収入がいくらなのかを証明する「自己申告」です。風俗嬢の場合は、出勤した分の報酬が「所得」で、そこから所得税と経費を差し引いた（控除）額が収入になります。控除の対象は、所得税と経費以外に、健康保険や生命保険、医療費などもあります。

・確定申告の時期が決まっている理由

確定申告をすることで、住民税と国民健康保険料の金額が決まります。金額は年度ごとに計算されるため、都道府県および市町村が「4月から翌年3月までの1年間に支払う分」を通知します。そのため、確定申告をする時期（例年2月中旬～3月中旬）が決められているのです。ただ、時期を過ぎたからといって罰則などがあるわけではありません。

・確定申告は期限を過ぎてもOK

住民税と国民健康保険料の通知書には、分割（主に年4期）での納付か、一括で納めるか、2パターンの用紙が封入してあります。一括で支払える人は問題ありませんが、分割を希望する場合は確定申告の期限を過ぎると、それだけ分割回数が少なくなります。つまり、確定申告は期限後も申告が可能な分、より分割が一括に近くなるといえるでしょう。

■マイナンバーの導入により確定申告は軽視できなくなった

・マイナンバーと確定申告その1

マイナンバーの導入前は、税務署側が企業の所得情報までしか把握できなかったものの、導入後は企業と個人の所得とを紐づけられるようになりました。少し具体的に言えば、マイナンバーの導入前は、税金・社会保障（健康保険や雇用保険など）・個人情報（住民票や戸籍など）は全て別々に分けて管理されていました。ところが、マイナンバーの導入後は、それら全てを紐づけた一個人の情報として管理ができるようになったのです。つまり所得に不正があった際、マイナンバーの導入前は企業だけを簡単に調べることができた一方、マイナンバーの導入後は個人も企業同様に調査できるようになった、というのが現状といえるでしょう。

・マイナンバーと確定申告その2

マイナンバーには、過去の収入状況や生活保護の有無なども記載されます。よって、前年まで一定の収入があったのに今年は無収入の場合だったり、何年も確定申告をしていなかったりすると、税務署から怪しまれることも。また、家族構成と照らし合わせることができるため、世帯収入が極端に低い場合は税務署からマークされる可能性もなきにしもあらず。

ネットが得意な人は、自宅からイータックスを利用して確定申告できます。今年の確定申告はまだ、という人は今から税務署に向かっても遅くないので、早めに済ませてみてはいかがですか。