【年収アップ講座】風俗嬢ブログの文章力を整える ~間違いやすい用語5選~
ブログを含むSNSは、風俗営業には欠かせないツールといえるでしょう。実際にSNSの更新頻度が、人気に反映するともいわれています。 そんなとき、多くの熟語や慣用句を知っておけば、より文章の幅が広がります。ただ、間違った熟語を使ってしまうと、ときにマイナス効果を与えてしまう可能性も……。 そこで今回は、文章をつくる際に「間違いやすいケース」を5つご紹介します。
■爆笑→『大勢が大声で笑う』
「昨日、月9見た人いませんか? あの最後のシーンって、もう爆笑でしたよね」
爆笑をこのように使いたくなる気持ちは、分からなくもありません。しかし、爆笑とは本来、「大勢が大声で笑うこと」を意味します。もし1人で大笑いする場合は、哄笑(こうしょう)を使用するのが適切なところ。とはいえ、ちょっと聞き慣れない用語なので、バカウケぐらいが丁度よいのかもしれません。
■失笑→『うっかり笑ってしまう』
「今月はなんか出費が多くて、失笑レベルの残高です…。明日からまた頑張らないと!」
こちらも爆笑同様、“勘違い使用”が多い熟語の1つ。失笑の本来の意味は、「笑ってはいけない場面で、堪えきれずにうっかり笑ってしまうこと」を表します。そのため、上記のケースでは、「笑えないレベル」とはっきり表現しておけば、間違いはありません。
■鳥肌が立つ→『寒さや恐ろしさでぞっとすること』
「私、紳士的な男性に弱いんです。もうゾクゾクって鳥肌が立っちゃいますね」
ゾクゾクするという点でいえば、「鳥肌が立つ」の引用は間違いではありません。しかし、本来の意味からすれば、真逆の使い方をしています。鳥肌が立つとは、「寒さや恐ろしさでぞっとすること」を表した慣用句なので、上記のような場合には単に「感動します」とすればよいでしょう。
■熱にうなされる→『熱に浮かされる』
「昨日から熱にうなされてしまい、今週いっぱいはお休みします。ごめんなさい…」
顧客をキープするうえで、鉄則ともいえる現況のアナウンス。しかし、ちょっとした間違いが致命的になることも。うなされるとは本来、悪夢などに使う言葉のため、熱に対して使うのであれば、「高熱のために意識がはっきりしなくなる」という意味の「浮かされる」が自然な使い方といえるでしょう。
■バトミントン→『バドミントン』
「実は今、私のなかでバトミントンがマイブームなんですよね。誰か好きな人いますか?」
自分の趣味を伝えることで、客の関心度は高くなります。そうした点でいえば、上記の文章は、とても有効といえるでしょう。ただ、バトミントンの正式名称は、バドミントンになります。オリンピックネタを書き込むときは、注意したいところ。
熟語や慣用句は、ときに難しい言葉を分かりやすくしたり、長い説明を簡単にまとめてくれたりします。ところが、自分が伝えたい言葉に対して、「熟語や慣用句の意味が違う」というケースは少なくありません。たった一文ですが、されど一文。せっかくなら、相手に誤解を与えず、むしろ喜ばれるような文章をつくってみてはいかがですか。